Amazon Web Services |
Amazon Web Servicesは6月29日(米国時間)、AWSのデータ転送料金を7月1日付けから値下げすると発表した。新しい料金プランはデータ受信にかかる転送料金が無料になるほか、データ送信に関する転送料金も以前よりも安いものになる。値下げは自動的に適用される。データ送信量が大規模な顧客に対しては要相談となり、大口でのディスカウントが実施されるものとみられる。なお、この発表は米国、欧州を対象にしたものだが、データ受信の無料化だけは全リージョンに適用されるという。
同日、日本向けの発表も実施された。日本は米国、欧州の値下げとは別のプランが採用されている。データ受信は無料になるが、データ送信に関しては従来通り。データ送信量が大規模な顧客に対しては従来の固定の値段ではなく、要相談というスタイルに変わると説明がある。
AWSにおけるデータ受信を無料にすることで、より多くのデータを気軽にAWSにアップロードできるようになる。コンテンツ配信ネットワークであるAmazon CloudFrontに対しても値下げが発表されているが、こちらは米国リージョンおよび欧州リージョンのみが対象となっており、東京リージョンには言及されていない。