代表取締役会長を退任した諸星俊男氏(写真は昨年6月のもの)

EMCジャパンは7月1日、代表取締役会長の諸星俊男氏が6月30日付けで同職を退任したことを発表した。兼任していた米EMCのVice Presidentは継続する。

諸星氏は、2007年7月にEMCジャパン代表取締役社長に就任。2010年12月まで同職を務め、今年1月から代表取締役会長に就いていた。EMCジャパンでは、後任の代表取締役会長は置かない予定。

また、同社は併せて、機構改革の一環として営業本部体制の変更と、アイシロン事業本部の設立も発表した。営業本部体制については、クラウド・ビジネス開発部を新設するほか、流通/サービス営業本部と公共営業部を統合して「流通・公共営業部」に改称。アイシロン事業本部に関しては、米EMCによる米アイシロン・システムズの買収に伴ってアイシロン・システムズの日本法人をEMCジャパンに統合し、アイシロン事業本部として運営していく。