京セラミタおよび京セラミタジャパンは、A3対応高速モノクロ複合機「TASKalfa 8000iシリーズ」2モデルを7月下旬より発売すると発表した。
新製品は、プリント、コピー、スキャナ、FAX(オプション)機能を備えた複合機で、出力スピードがA4ヨコで毎分80枚のTASKalfa 8000i、毎分65枚のTASKalfa 6500iの2モデル。これらは同社のモノクロ複合機ラインナップの中で最高速のシリーズにあたる。価格は、TASKalfa 8000iが3,030,000円(税別)、TASKalfa 6500iが2,450,000円(税別)。
今回、モノクロ両面スキャンのスピードを従来機の毎分110ページから毎分160ページに向上させるとともに、カラー両面スキャンでも毎分100ページで読み取りが可能となっている。
また、オプションのペーパーフィーダーを組み合わせることで、最大で8種類の印刷用紙の使い分けや、大量のコピー、プリントを行うユーザー向けに最大8,815枚の大容量給紙が可能(標準は550枚フロントカセット×2段+1,750枚×2列+165枚手差し)。両面印刷機能も標準装備する。
機能面においては、従来機はコピー、プリント、モノクロスキャンに対応していたが、新製品は新たにカラースキャンを標準搭載し、さらにオプションでFAX、インターネットFAXに対応しる。また高速機では同社初となるソリューションプラットフォーム「HyPAS ハイパス」を搭載した。
操作部は従来機の8インチモノクロタッチパネルから、10.1インチカラータッチパネルへと変更。省エネにおいては、スキャナ光源へのLEDランプ採用、新開発のIH定着機構の搭載などによって、TEC値を従来機に比べて約25%削減している。
インタフェースはUSB 2.0×1、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T×、外形寸法はW1,039×D723×H1,347mm、重量は約155kg。