ユニアデックスは、企業のパソコンを強制的にスタンバイ状態(スリープ)にすることができる「e節電ツール」を独自に開発し、無償で配布を開始した。

設定画面イメージ

「e節電ツール」は、各利用者のパソコンに設定することで、強制スタンバイ機能の適用や節電効果のグラフ化が行える。複数利用者を集中して管理したい場合は、管理表示機能用パソコンとして設定し、利用者の情報を収集・レポート表示し、節電効果を取りまとめて集計・把握することができる。

レポート画面イメージ

パソコンの消費電力を削減するツールには、Windowsの内部的管理状態などの影響でスタンバイ状態にならない場合があるが、「e節電ツール」は確実にスタンバイ状態にすることができるという。

このツールは、同社が運用管理サービスとして提供中の「クライアントPC LCMサービス Privateバージョン」用のプログラムの一部を利用し、「e節電ツール」として提供するもので、パソコンへのインストール台数が数百台以上で、管理表示機能を自社サーバに設定したいユーザーには、別途、個別相談で対応するという。

対応OSは、Windows XP/Vista/7(32bit版のみ)。無償利用期間は9月30日までで、無償期間終了後もソフトウエアは利用可能だが、節電効果測定などのグラフ表示等が使用制限される。