Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform.

Opera Softwareは6月22日(ノルウェー時間)、軽量で扱いやすいUIを実現するためのプロジェクト「Featherweight (フェザー級)」の最初の成果物を発表した。レンダリングエンジンの高速さに見合うようにユーザインタフェースも軽量で扱いやすいものにする取り組みで、今回の発表が同プロジェクトからの最初の成果物となる。今回の主な変更点は次のとおり。

  • 新しいツールバーアイコンセットの導入
  • 背景色およびボーダーによりソフトな色を採用
  • パディングや配置の改善
  • ステータスバーデザインの変更
  • アドレスバーにおけるボーダーラインの廃止
  • ホームボタンとファストフォワードボタンをデフォルトでは表示しないように変更

Opera 11.11

Opera 11.50 beta 1054 - Project Featherweightのデザインが反映されている

全体的に落ち着いた雰囲気のUIへ置き換わっていることがわかる。

Operaボタンやナビゲーションのデザインが落ち着いた雰囲気へ変更されたほか、ナビゲーションボタン部分から2つのボタンを排除、デザインからもボーダーラインが排除されている

ステータスバーのデザインも変更されている

ズーム機能はより扱いやすい進捗バーへ置き換えられている

メニューで表示されるアイコンもカラフルなアイコンから落ち着いた雰囲気のデザインへ変更されている

不要なUIを極力排除し、シンプルで機能的なUIへ改善するといった取り組みに近いといえる。UIをシンプルなものにする取り組みはほかのブラウザも取り組んでおり、しばらくの間はブラウザデザインにおける中心的な課題であり続けるとみられる。