サイボウズは、日本マイクロソフトの技術支援のもと、Microsoft SharePoint Server 2010をベースとして開発した次世代グループウェア「Cybozu SP Apps 2010」シリーズの追加アプリとして、「Cybozu SP スケジューラー」と「Cybozu SP ディスカッション」を6月27日より日米同時に提供開始すると発表した。

価格はいずれも、1台目のWebサーバが498,000円、2台目以降のWebサーバが198,000円、バージョンアップライセンスが99,600円/Webサーバ、サポートライセンスが99,600/年。利用には、Microsoft SharePoint Server 2010が導入されていることが条件となる。

「Cybozu SP Apps 2010」シリーズは、Microsoft SharePoint Server 2010上でコラボレーションを支援するアプリケーション。昨年の6月には、「Cybozu SP ワークフロー」と「Cybozu SP 掲示板」がリリースされている。今回の製品では、日本語・英語の言語切り替えやタイムゾーンにも対応している。なお、両社は、2009年9月にグループウェア製品の開発・提供における業務提携を発表している。

「Cybozu SP スケジューラー」は、共有スケジューラーで、グループスケジューラービュー、空き時間検索に特化したビュー、Outlookに慣れた人向けのビューを搭載。メンバーや施設のスケジュール管理ができる。また、予定ごとにコメントを書き込める。

「Cybozu SP スケジューラー」

「Cybozu SP ディスカッション」は、トピック毎に公開・非公開を選択して、SharePoint上の掲示板で議論できる場を作成できる。

「Cybozu SP ディスカッション」

今後は、SharePoint Server 2010の標準のリスト機能をさらに使いやすくするツール「Cybozu SP List kit(仮称)」を2011年9月に、「Cybozu SP スケジューラー」と「Cybozu SP ディスカッション」が、Microsoft Exchange ServerおよびMicrosoft Outlook と連携できるような機能拡張を2011年末までに行う予定。

また、「Cybozu SP Apps 2010」の発売を記念して、期間中にキャンペーンに登録したユーザーに対して、「Cybozu SP Apps 2010」の 2年間のバージョンアップを保証するキャンペーンを9月30日まで実施する。キャンペーンの詳細はこちらを参照。

そのほか、2011年7月~12月に日本マイクロソフトの品川本社および全国7か所の支店において、両社共同セミナーも開催する。