日立製作所は6月20日、通天閣観光が運営する大阪市の通天閣のネオンを全面的にリニューアルすると発表した。今回、ネオン管の大部分をLEDに取り替えることで、消費電力量を従来に比べ約半分に削減する。
現在の通天閣のネオン写真 |
通天閣のネオンは通天閣が再建された翌年の1957年7月より日立が掲出しており、現在のネオンは2006年10月にリニューアルしたもの。通天閣のネオンは5~6年のサイクルでリニューアルされており、今回は12回目に当たる。
今回のリニューアルでLEDの採用で消費電力量を従来に比べて約半減するとともに、より多彩な色を駆使したライトアップを行う。また、通天閣を中心とした歓楽街地域である新世界が2012年に100周年を迎えることを記念して、公募したメッセージを西面(公共面)に掲出する。
リニューアル工事は7月1日から約4ヵ月にわたって行われ、10月28日より新しいネオンが点灯される。