大日本印刷(DNP)は、プリントの受付から出力までを1台で行うことができ、写真専門店だけでなく、アミューズメント施設やイベント会場などで、写真プリントが行えるデジタルフォトプリンタ「Snap Lab」2機種(DS-SL10、DS-SL20)を発表した。10月より販売を開始し、価格はオープン。
DS-SL10/SL20は、コンパクトサイズで、タッチパネルの操作で写真プリントができる昇華型熱転写方式のプリンタ。DS-SL10は、89×127mm(Lサイズ)~127×127mmまで、DS-SL20は、89×127mm(Lサイズ)~152×178mmまでの印刷が可能。
プリント解像度は、DS-SL10が300dpi、DS-SL20が330dpiで、Lサイズの印刷時間はDS-SL10が15秒、DS-SL20が8秒。DS-SL10は8インチTFTカラー液晶タッチスクリーンディスプレイを、DS-SL20は10.4インチTFTカラー液晶タッチスクリーンディスプレイを搭載する。
いずれも、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、トルコ語、ギリシャ語、中国語、韓国語の10カ国語に対応しており、顔認識技術により、自動的に顔の色調を自然の肌色に修正する画像補正機能を搭載している。また、どちらも分割プリントやフレームプリントなどの付加価値プリントに加えて、プリントの表面を光沢仕上げとマット仕上げの2種から選択ができる。
対応メディアは、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、SDカード、SDHCカード、miniSDカード、microSDカード、xDピクチャーカード、マルチメディアカード、USBメモリなど。
外形寸法/重量は、DS-SL10がW275×D380×H300mm/約11kg、DS-SL20がW338×D454×H442mm/約23kg。