ジェイズ・コミュニケーションは6月15日、米Juniper NetworksのSSL VPN/NACアプライアンス「Juniper Networks MAGシリーズ」の取り扱いを開始した。あわせて、MAGシリーズのアプライアンス「Juniper Networks MAG2600 Junos Pulseゲートウェイ」の販売もパートナー企業を通じて開始した。
MAGシリーズは、SSL VPNアプライアンス「Juniper Networks Secure Accessシリーズ」とNACアプライアンス「Juniper Networks ICシリーズ」を統合した製品。OSには、「Juniper Networks Junos Pulse Secure Access Service」と「Junos Pulse Access Control Service」が採用されている。
ジェイズ・コミュニケーションは当面の間、同製品のSSL VPN機能のみを提供・サポートする。SSL VPN機能はSecure Accessシリーズとほぼ同等。
同日から販売が開始された「MAG2600」は、横幅109.5mmと一般的な卓上電卓程度のサイズであるため、19インチラックを所有していない小規模オフィスにおいて、事業継続計画の一環としてデスク脇に置いて利用することも可能だ。同時接続ユーザーは10から100となっており、標準価格は30万円(消費税・設置調整費別)。
他のモデルについては、2011年第3四半期以降順次販売を開始する予定。