富士通とSAS　Institute　Japanは6月16日、多様なデータから高度な分析や予測を行うビジネスアナリティクス(Business Analytics)分野において協業することで合意したことを発表した。

これにより、富士通はSASのパートナープログラムに基づき、SASのBAソリューションを日本市場に向けて販売していく。

富士通は、大量のデータを収集・変換・加工し、事業分析や販売分析、それらの可視化を行うBI分野に関する製品を提供してきたが、今回の協業により、予測に基づく意思決定支援やビジネスの最適化などまで踏み込んだBA分野のソリューションを提供できるようになる。

協業の第1弾としては、製造・流通業にフォーカスし、両社でのソリューションの提案活動、導入支援を共同で実施し、順次業種別にビジネスを展開していく。