米Googleは15日(現地時間)、同期サービス「Google Sync」をアップデートし、iOSデバイスから新たに3つの機能を利用できるようにした。
1つめはGmailサーバ内のメッセージ検索。これまでiOSのメール・アプリで検索できるのはデバイス内にダウンロードしたメッセージだけだったため、iOSデバイスでメールの同期期間を設定(デフォルトは"3日")している場合、検索機能からアクセスできるメッセージに限りがあった。
2つめは「Send Mail as」機能。これはGmailからメールを送る時に、差出人の電子メールアドレスとしてGmailアドレス(xxx@gmail.com)ではなく、ユーザーが任意のメールアドレス(独自ドメインのアドレスなど)を設定できる機能だ。これまでGoogle Syncとの組み合わせでは、iOSのメール・アプリからの送信メールにGmail側のSend Mail asの設定が反映されず、差出人アドレスがxxx@gmail.comになっていた。
3つめはGoogleカレンダーのイベント機能のサポート強化。iOSのカレンダー・アプリから了解/拒否および編集が可能になった。