シャープは6月15日、液晶テレビ「AQUOS」を対象としたネットサービス「AQUOS City」を7月15日より提供すると発表した。AQUOS Cityでは、検索サービスや遠隔モニタリングサービスが提供される。

同サービスは、AQUOSの電源を入れると表示される画面「スマートホーム」から利用する。具体的には、同社独自で提供するサービスとテレビ向けサービスの2種類のサービスが提供される。

AQUOS Cityのスマートホームの画面とサービスのイメージ

同社が独自に提供するサービスは「スマートサーチ」、「AQUOSインフォメーション」、「見守りサービス」。

スマートサーチでは、Webサイトに加え、テレビ向けVODサービス、テレビの番組表やテレビで録画した番組からキーワードでコンテンツを検索することが可能。AQUOSインフォメーションでは、天気やニュース、おすすめ動画などの「インターネット情報」、テレビの番組表から抽出した「おすすめ番組」、録りためていた番組の「未視聴お知らせ」などを提供する。見守りサービスとは、離れて暮らす家族などのテレビの使用状況を電子メールで知らせるもの。

テレビ向けサービスとしては、「VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス」と「生活サポートサービス」が提供される。VODサービスでは、TSUTAYA TV、アクトビラ、ひかりTV、T's TVなどの有料サービスから、YouTubeなどの投稿動画までさまざまなインターネット動画を鑑賞できるほか、有料サービスのVODタイトルの横断検索も可能。生活サポートサービスでは、天気予報や震災といった生活に関するニュース、地図・オンラインショッピングなどの生活をサポートするアプリケーションが提供される。

今後、同社は「ソーラーWebモニタリングサービス」など、独自のサービスやアプリケーションを提供していく。