日本アイビー・エムは6月14日、プライベートクラウド環境の構築と管理を支援する専用アプライアンスの新製品「IBM Workload Deployer V3.0」を6月16日から出荷開始することを発表した。
同社は プライベートクラウドを迅速かつ簡易に構築・管理するため、仮想化されたアプリケーション・サーバの構成やアプリケーションの配布などを管理するアプライアンス「IBM WebSphere CloudBurst Appliance」を提供してきた。このたび、特定用途向けの環境を迅速に構築するための機能「ワークロード・パターン」の展開と、負荷に応じて実行ミドルウェアを自動で拡張する機能を追加し、「IBM Workload Deployer」を発表した。
Workload Deployerはワークロード・パターンを使用して、ソフトウェアの自動導入と構成を行うことにより、手作業で行うと数日から数週間かかっていた構築時間を数分から数十分に短縮する。
ワークロード・パターンとしては、、高速化と可用性向上のために必要となるミドルウェアを事前に組み込んでWebアプリケーション実行基盤を構築する「IBM Workload Deployer V3.0」とデータベース環境を構築するために、使用環境の用途に応じ、データ量を指定するだけで最適な設定を自動的に構成する「IBM Workload Deployer Pattern for Web Applications V1.0」を提供する。
IBM Workload Deployer V3.0の使用料金
製品名 | 使用料金 |
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IBM Workload Deployer(アプライアンス製品) | 886万6,000円 |
IBM Workload Deployer Pattern for Web Applications | 287万5,000円(100PVU) |
IBM Workload Deployer Pattern for DB2 Workgroup Server Edition | 148万2,000円(100PVU) |