富士通は、200床程度までの中堅規模病院を対象にした電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-LX」の販売を開始した。価格は個別見積もりだが、ハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションパッケージ、その他導入に必要なセットアップ費用や操作指導などのサービス費用を含み3,500万円から。

「HOPE/EGMAIN-LX」の画面

この製品は、同社の大規模病院向け電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-GX」をベースに開発しており、業務要件・予算に合わせた基本となるオーダリングシステムから電子カルテシステム、看護支援システムまで段階的に導入できる。

基本アプリケーションとしては、電子カルテツールのほか、看護管理、経過表、看護カルテなどの「看護支援ツール」、処方オーダ、検体検査オーダ、移動・食事オーダ、予約オーダ、病名オーダ、指示簿指示オーダ、会計オーダなどの「基本オーダツール」、放射線オーダ、病理検査オーダ、リハビリオーダ、透析オーダ、生理検査オーダ、内視鏡検査オーダなどの「各種専用オーダツール」がある。

対応OSは、サーバがWindows Server 2008 R2、クライアントがWindows 7 Professional。