東京電力は6月9日、政府が発表した「夏期の電力需給対策について」の内容を踏まえ、万が一計画停電を実施せざるを得ない場合に備え、6月20日より計画停電の運用を見直すと発表した。
計画停電のグループは、3月に実施したグループ分けを継続するため、基本的に変更はない。電気の供給ルートの運用変更や鉄道などへの供給方法の見直しなどにより、3月に停電対象とならなかった顧客も原則として計画停電の対象となる。
グループの通知は同社のWebサイトで検索できるほか、6月15日から9月30日まで、同社が毎月配布している「電気ご使用量のお知らせ(検針票)に」記載することによって行う。検針票にグループが表示されない場合は、原則として計画停電の対象外であることを意味する。