日商エレクトロニクスは、介護施設で保有する送迎車両の運転状況をクラウドで管理し、安全運転、エコ運転を促進するテレマティクス(車などの移動体に携帯電話などの通信システムを利用して情報提供する技術)クラウドサービス「安全送迎くん」の提供を6月より開始したと発表した。
「安全送迎くん」は、GPS機能、ドライブレコーダー機能、デジタルタコグラフ機能をすべて組み合わせることで、急ブレーキや急発進などの運転状況、走行距離、燃費、CO2排出量、運転映像のデータを取得し、携帯通信網でタイムリーに送信してクラウドセンターで集中管理するサービス。
ポータルサイトにアクセスすることで、現在地情報や走行ルートなどの車両運行管理、車両ごとの運転日報や月報作成が行える。料金は初期費用はなく、月額利用料が3,800円(税別)/台~。
基本サービスとして、GPS、ドライブレコーダー(映像・音声記録)、デジタルタコグラフ(運行記録計)、通信機能(イベント発生検知、指定エリア進入・退出検知時など)、運転日報・月報・年報作成、安全・エコ運転評価、全車両位置情報が提供され、オプションとして、証明サービス(EPUB自動生成/タイムスタンプ)、アルコールチェック、コンサルテーション/アセスメント、データ保管が用意されている。