日産自動車と日本自動車連盟(以下、JAF)は6月6日、電気自動車(以下、EV)用充電機能付ロードサービスカーによるEVの電欠救援を行う実証運用を6月7日から開始すると発表した。

日産は環境省よりグリーンイノベーションの推進を目的とする「平成22年度地球温暖化対策技術開発等事業」の委託を受け、EVの電欠に対応する充電システムを搭載したロードサービスカーを試作開発した。JAFはこの充電機能付ロードサービスカーを神奈川支部に配備し、平成23年度より実際のロードサービス業務の中で実証運用していく。

JAFはEV救援の対応として、昨年12月に日産教育センターで全国の支部隊員を対象に、日産リーフを用いてロードサービスカーによる牽引などのレスキュートレーニングを実施したほか、各メーカーの協力を得てEV車両の実車を使った実技研修を全国で展開している。

EV用充電機能付ロードサービスカーのイメージ