ヤマハは6月6日、今後主流となるさまざまな接続方式を含む「IPv6インターネット接続」、NTT東日本およびNTT西日本による「IPv6サービス(ひかり電話、データコネクト、サービス情報サイトなど)」に積極的に対応していくことを表明した。
JPNIC(Japan Network Information Center)は、今年の4月15日に国内向けIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しており、IPv6への移行が緊急の課題になっている。
同社では、2001年5月にヤマハルータ全機種でIPv6対応することを宣言。今年の3月にはIPv6対応ルータの累計出荷台数160万台を達成している。RTX1200おいては、2011年5月にIPv6 Ready Logo Phase-2を取得し、今後はNTT東日本/NTT西日本の「NGN IPv6 ISP 接続機能<トンネル方式>」に対応するという。
なお、同社では6月8日~10日、幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2011に出展(住商情報システム/ヤマハブース)し、ヤマハルータのIPv6への取り組みなどを紹介する予定だという。