富士ゼロックスは、オフィス向けカラープリンタのフラッグシップ新商品として、A3対応カラーLEDプリンタ「DocuPrint C5000 d」を6月27日から発売すると発表した。価格は428,000円(税別)。
「DocuPrint C5000 d」は、カラー50枚/分、モノクロ55枚/分のプリントが可能で、「DocuPrintシリーズ」で初めて定着装置にIH定着技術を採用している。これにより、従来機と比較して定着装置の予熱時間を大幅に短縮し、ウォームアップタイム17秒以下、スリープモードからのリカバリータイム15秒以下の立ち上がりを実現した。
消費電力に関しては、従来のEAトナーよりも定着温度が低い省エネタイプの「EA-Ecoトナー」を採用し、定着時の消費電力の削減し、TEC値は従来機比で67%削減して2.77kWhとし、スリープモード時の消費電力は従来機比81%減となる1.5W以下を実現している。
給紙容量は、トレイモジュールオプションの利用により、最大4,640枚まで可能で(標準はトレイが560枚、手差しが100枚)、ホチキス止め、パンチ、中とじ/折り目づけ機能など後処理加工が可能なフィニッシャーやICカード認証のオプションも用意されている。
出力解像度は、1,200×1,200dpi(スムージング機能により1,200×2,400dpi相当)で、両面印刷機能を標準搭載。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX(オプションで1000BASE-Tに対応)、USB 2.0。外形寸法はW640×D699×H600mm、重量は80.4kg。