Net Applicationsから2011年5月のOSシェアが発表された。発表されたシェアは次のとおり。
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 88.69% | ↓ | ごく少ない割合だが長期に渡り下落傾向 |
2 | Mac | 5.32% | ↓ | |
3 | iOS | 2.38% | ↑ | 成長傾向 |
4 | Java ME | 1.15% | ↑ | |
5 | Linux | 0.91% | ↓ | 下落傾向 |
6 | Android | 0.76% | ↑ | 成長傾向 |
順位 | バージョン別OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows XP | 52.41% | ↓ | 長期に渡って下落傾向 |
2 | Windows 7 | 25.89% | ↑ | 成長傾向 |
3 | Windows Vista | 9.93% | ↓ | 下落傾向 |
4 | Mac OS X 10.6 | 3.67% | ↑ | |
5 | iPhone | 1.30% | ↑ | 6位から5位へ浮上 |
6 | Mac OS X 10.5 | 1.24% | ↓ | 5位から6位へ下落 |
4月に引き続き5月もiOSがシェアを伸ばした。iOSはiPhone、iPad、iPodなどのデバイスで搭載されているOS。シェアそのものは2.38%と全体からみればまだ少数だが、すでにLinuxのシェアを大幅に上回っており、Mac OS Xの半数に到達する勢いを見せている。
Windowsは長期に渡って下落傾向を続けている。内訳を見ると、Windows 7がシェアを増やし、Windows XPとVistaがシェアを減らしている。しかし、依然としてWindows XPのシェアは52.41%と50%を上回っている。
今回のレポートでは、iPhoneのシェアがMac OS X 10.5のシェアを超えた点も注目される。Mac OS Xは10.5から10.6への移行が進んでいるため、10.5は下落傾向が続いている。これに対してiPhoneは成長傾向が続いており、結果としてiPhoneのシェアがMac OS X 10.5のシェアを超えた。