Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform.

Opera Softwareは5月31日(ノルウェー時間)、次期リリースへ向けた最新ベータ版となる「Opera 11.50 (Swordfish) Beta」の提供を開始した。開発チャンネルとなるOpera Nextをインストールすることで試用可能。安定版Operaとは独立してインストールされるため、すでにOpera 11.11をインストールしてあってもぶつかることなく利用できる。Opera 11.50 Betaにおける主な特徴は次のとおり。

  • スピードダイヤルエクステンションの提供。スピードダイヤルの追加ダイアログにエクステンションを追加できる機能が登場。同じエクステンションを複数追加できるという特徴もある。
  • Opera Linkにおけるパスワード同期機能の提供。
  • Opera Next開発チャンネルの提供。
  • レンダリングエンジンを最新版となるPresto 2.8へアップデート。
  • HTML5各種機能の改善。
  • SVGパフォーマンスの向上。
  • JavaScriptキャッシュメモリ利用の調整。

スピードダイヤルの追加ダイアログに、Webサイトのみならずエクステンションが登場している。

各種エクステンションを追加したスピードダイヤル。同じエクステンションを複数登録できるところも特徴的。

スピードダイヤルエクステンションのポータルサイトからも追加可能。

追加したスピードダイヤルエクステンションはエクステンション管理画面から操作可能。

スピードダイヤルはOperaの特徴的な機能のひとつ。これまではサイトのみを登録することができた。サイトを開かなくともスピードダイヤルから内容を確認できるなど、リンクとしての機能のみならずウィジェット的な意味合いも持っている。Opera 11.50からはスピードダイヤルにエクステンションを追加することが可能となり、従来よりも欲しい情報に素早くアクセスできるようになる。