東芝は、OSにWindows 7 Professionalを採用した法人向けタブレット「WT310/C」を6月中旬から販売すると発表した。新商品は受注生産(年間25台以上の購入を予定しているユーザーが対象)で、価格はオープン。

「WT310/C」

CPUとしてIntel Atom Z670(1.50GHz)を搭載し、11.6型液晶(1,366×768ドット)には静電誘導式タッチパネルを採用する。バッテリで約6時間駆動し、オプションのバッテリを予備として携行すれば、利用者が内蔵バッテリを交換できる。

バッテリパック

また、輝度や色を周囲の環境にあわせ自動調節し見やすさを向上する「アダプティブディスプレイ」機能や、小型スピーカーで出にくい低域や高域の音を適宜補正し、より原音に近い音質に調整する「オーディオエンハンサー」機能を搭載する。そのほか、オプションで、HDMI出力×1、USB 2.0×2が装備されたポート拡張クレードルも用意される。

オプションのポート拡張クレードルを装着した場合

ストレージは64GB SSD、メモリは2GB(最大2GB)で、本体前面に約200万画素、背面に約300万画素のWebカメラを搭載する。ネットワークは、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth Ver3.0。そのほか、USB 2.0×1、HDMI出力端子×1、マイク入力/ヘッドホン出力共用端子×1、SDメモリカードスロット×1、ステレオスピーカーを搭載する。外形寸法は、約W296.0×D196.0×H15.8mm、重量は約915g。