JavaFX provides a powerful Java-based UI platform capable of handling large-scale data-driven business applications.

Oracleは5月26日(米国時間)、JavaFXの最新版となるJavaFX 2.0ベータのダウンロード提供の開始を発表した。JavaFXはリッチなUIを備えたクライアントアプリケーションを開発するためのプラットフォーム。クロスプラットフォームで動作し、従来のUIコンポーネントよりもリッチなアプリケーションを容易に開発できる。

JavaFX 2.0の主な特徴は次のとおり。

  • Java APIからJavaFXの機能を活用可能
  • GPUのハードウェア機能を使ったレンダリングを可能とする新しいグラフィックエンジン
  • 複数のマルチメディアコンテンツの操作を可能とする新しいメディアエンジン
  • Webkitを活用した優れたWebコンポーネント機能
  • プラウザで動作するためのプラグインの提供

JavaFXは基盤技術に主要なオープンソースソフトウェアを活用している。これらの機能はJavaから利用することが可能となっており、既存のJava開発環境を使ってリッチなUIを備えたクライアントアプリケーションの開発が可能になる。OracleはJavaFXの開発を継続する意思を示しており、主要なJava関連技術のひとつとして、今後も開発が継続される見通し。