ロジテックINAソリューションズは、頑丈な金属製のフレームを採用したシステム組み込み用液晶ディスプレイを6月上旬より発売すると発表した。FA用途や19型ラックに組まれた各種システムの監視用としての使用を想定した製品。タッチパネル搭載モデルと保護フィルタ(硬化ガラス)内蔵モデルがある。

保護フィルタ(硬化ガラス)内蔵モデル

タッチパネル搭載モデルは、15/10.4型の2種類で、価格はいずれもオープンだが、Webストア「ロジテックPRO」の販売価格はそれぞれ88,000円、79,000円。なお、製品は受注生産。

液晶パネルの表面にタッチパネルが装着されており、画面に触れるだけでタッチパネル対応のアプリケーションをコントロールすることができる。また、タッチパネルのドライバは、Windows版マウス互換のドライバが添付されており、PCからシリアルポート(RS-232C)経由で制御を行う。

15型は、最適解像度が1024×768ドット、輝度250cd/平方メートル、コントラスト比700:1。10.4型は最適解像度が800×600ドット、輝度230cd/平方メートル、コントラスト比500:1

一方、保護フィルタ(硬化ガラス)内蔵モデルは、15/12.1/10.4/8.4型の4種類で、価格はいずれもオープンだが、Webストア「ロジテックPRO」の販売価格はそれぞれ69,000円、67,000円、60,000円、58,000円。なお、製品は受注生産。

液晶パネルの前面に、2mm厚の硬化ガラス製保護フィルタが装着され、液晶パネル面に直接触れられない構造のため、液晶パネル面の損傷を防止することができる。

15型は、最適解像度が1024×768ドット、輝度250cd/平方メートル、コントラスト比700:1。12.1型は最適解像度が800×600ドット、輝度400cd/平方メートル、コントラスト比500:1。10.4型は最適解像度が800×600ドット、輝度230cd/平方メートル、コントラスト比500:1。8.4型は最適解像度が800×600ドット、輝度220cd/平方メートル、コントラスト比600:1。

以下共通で、ボディには頑丈な金属製のフレームを採用し、金属製のフレームに液晶パネルがマウントされているため、一般のプラスチック製フレームのモデルよりも衝撃などに強く、耐久性が高くなっている。インタフェースは、D-Sub、BNC、S-Video。液晶の各種設定は、OSD(On Screen Display)メニューを使用し、OSDメニューのコントロールに使用するOSDキーパッドは取り外し可能。オプションで19型ラック、VESA規格アームへの取り付けも可能。