EMCジャパンは5月25日、約1,000km離れたデータセンター間でストレージを連携させ、1つの仮想ストレージ・プールとして利用することを可能にする「EMC VPLEX Geo」の販売を開始した。
同製品は、1,000km離れたデータセンター間において、アクティブ/アクティブのストレージ構成を実現し、2ヵ所からデータのアクセスや共有化することを実現する。
同製品を利用して1,000単位の仮想マシンやペタバイト規模のデータを無停止で移動させることで、顧客は動的にワークロードを調整したり、災害時のITオペレーションを他の地域に容易に移動したりすることができる。
同日、あわせてVPLEXファミリーの新機能も発表された。仮想プロビジョニングまたはシン・プロビジョニングされたデバイスを、EMCおよび他社アレイ間で無停止に移動させて、ストレージの割り当てや消費を必要な分だけ実行することが可能な最新版のOSがリリースされたほか、他社のミッドレンジ・ストレージのサポートが追加された。