日本HPは、CPUにIntel Core iシリーズを搭載したPOSシステムに最適化したデスクトップPC「HP rp5800 Retail System(以下rp5800)」を、5月26日より販売すると発表した。価格は120,750円~。
rp5800は、POS端末向けのデスクトップPCで、従来モデル「rp5700」と同様、電源供給の可能なPowered USB端子やPowered Serial端子などを備えるほか、5年間供給保証+5年間パーツ保証が付いている。
製品ラインナップとして、Intel Core i5-2400搭載モデルとIntel Core i3-2120搭載モデルが用意され、Intel Core i3-2120搭載モデルは、空調の利用が難しい場所など、最高温度摂氏50度の設置環境に対応する高耐久モデルも選択可能。電源ユニットの変換効率も、従来モデル(rp5700)の80%から90%に向上させている。
プリインストールOSはWindows Embedded POSReady 2009またはWindows 7 Professional Edition(32bit)から選択できるほか、Windows 7搭載モデルは、ダウングレード権を利用してWindows XP環境のPCとしても使用可能。
120,750円時の主なスペックは、CPUがIntel Core i3-2120(3.30GHz)、メモリが2GB(non-ECC DDR3 PC3-10600)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブはなし。インタフェースは、USB 2.0×7、Powered USB×1、Powered RS232×2、PS/2×2、D-Sub×1、DisplayPort×1、1000BASE-T対応有線LANなど。外形寸法はW338×D379×H100mm、重量は6.84kg。
また、QRコード対応の2Dバーコードスキャナ「HP Imaging Barcode Scanner」と壁掛けキット「HP ap5000 Wall Mount Kit」も同時発売し、価格は、HP Imaging Barcode Scannerが39,900円~、HP ap5000 Wall Mount Kitが3,150円となっている。