富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は、富士通コンポーネントと共同で、6月20日より節電対策向け「電力消費量見える化ソフト」の無償提供を開始すると発表した。提供は、富士通SSLのWebより、ダウンロードにて行われる。

このソフトは、富士通コンポーネント社製の小形電力センサー内蔵型電源タップのスマートコンセント向けに、富士通SSLが開発した、パソコン上で動作する電力消費量計測ソフトウェア。電力センサーを内蔵した小形のスマートコンセントで計測した電力消費量のデータを、パソコンで整理し、効果を表示する。スマートコンセントと「電力消費量見える化ソフト」の組み合わせにより、コンセント単位で機器の電力消費量を測定することができる。

「電力消費量見える化ソフト」

対応のスマートコンセントは、富士通コンポーネントが4月より販売を開始した「FX-5204PS」で、4 口のテーブルタップ型となっており、1コンセントごとに1W単位で消費電力を検出できる。別売のゲートウェイ (FX-5250GW)を接続することで、検出データをネットワーク経由で閲覧することも可能。

スマートコンセント「FX- 5204PS」とゲートウェイ「FX-5250GW」