Windows Internet Explorer 9 |
Japan IE Support Team Blogにおいて、Internet ExplorerでPNGファイルが表示されない場合の問題解決方法が紹介されている。PNGは画像フォーマットの1つ。透過情報を適切に扱えるほか、GIFと比べてファイルサイズを小さくできることから、Webサイトの高速化を図る場合などに採用されることが多い。
説明によると、、PNGファイルが表示されなくなるという現象は、アプリケーションのインストールやバージョンアップなどを実施して次のレジストリへのアクセス権がなくなると現れるという。
- HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\application/futuresplash
- HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\application/x- shockwave-flash
解決方法として次の手順が紹介されている。
- 「ファイル名を指定して実行」などからregeditを実行。
- 上記レジストリキーの上で右クリック、「アクセス許可」「詳細設定」からユーザの権限を確認。
- 権限がない場合にはユーザまたはグループに「読み取り」のアクセス許可を付与。
HTTP Archiveの報告によれば、Webページで活用されている画像フォーマットの割合はJPEGが43%、GIFが37%で、これにPNGの18%が続いている。PNGはGIFの代替えとしての意味合いをもっており、GIFよりもファイルサイズが小さく、さらに透過情報を適切に扱えるという特徴がある。写真などのデータはJPEG、ロゴなどそれ以外のデータはPNGが向いているとされている。