日本ラッドは5月20日、外気だけで冷却除熱する超節電型「排熱型データセンター」のビジネス展開について、清水建設と協力する覚書を締結したことを発表した。
この「排熱型データセンター」は利用電力の効率性(PUE)で1.1以下の性能を達成しているとされており、日本ラッドによれば節電効果は世界最高レベルだという。
日本ラッドはこのタイプのデータセンター建設や実証実験に関してすでに複数の案件のコンサルティングに着手しているとのことだが、今回発表された清水建設との協力によって、今後は省エネやグリーン/エコへのニーズに対応する建設までを網羅した包括的なソリューションの提案を目指す。
なお、今回締結された覚書は基本的事項の取り決めにとどまっており、具体的な活動内容については今後詳細を決定していくとのことだ。