丸紅情報システムズは5月20日、ウイングアークテクノロジーズのBI(ビジネスインテリジェンス)ソフト「Dr.Sum EA」と帳票作成ソフト「Super Visual Formade(SVF)」の2製品について、日本国内とタイで販売開始すると発表した。

今回の発表内容は2011年3月18日に締結された両者間の販売代理店契約に基づくものであり、これによってウイングアークテクノロジーズは東南アジア市場に進出することになる。

タイでは主に日本企業の現地子会社や事業所のほか、日本企業との取引が多い現地企業をターゲットとして拡販が行われる見込み。

このほど発表された製品の販売価格は「Dr.Sum EA」が300万円~、「SVF」が110万円~(価格はいずれも税別)で、丸紅情報システムズのタイの現地子会社であるMSTT社でオフショア開発が行われるという。

発表内容によれば、ウイングアークテクノロジーズの製品がタイで販売されるのは、これが初めてになるとのことだ。