Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは、先端のキセノンフラッシュランプ技術を備えた紫外可視分光光度計「Agilent Cary 60 UV-Vis」を発表した。
同製品は、化学、産業、研究、製薬/バイオテクノロジーラボなどの分野での使用を想定しており、集光ビームの採用による超少量サンプルでの正確かつ再現性の高い測定を実現することが可能となっている。
また、最高24000nm/minのスキャンスピードにより、波長範囲全体(190~1100nm)を3秒未満でスキャンすることが可能なほか、長寿命のランプを使うことによりランプ交換頻度を減らし、交換にともなうメンテナンス回数やランニングコストの削減も可能となっている。
さらにオプションの光ファイバオプティクス機能により、溶液から低温のバイオサンプルまで、あらゆるサンプルのリモートサンプリングが可能になっており、これにより、サンプルハンドリングが最小限に抑えられ、高価なキュベットが不要になるのに加えて、データ品質を損なわずに分析スピードを上げることが可能となる。