日本マイクロソフトは5月18日、企業や官公庁、自治体を対象としたITの側面からBCP(事業継続計画)向上を支援するサービス「事業継続性強化支援コンサルティング」を提供開始すると発表した。

このサービスは、東日本大震災で顕在化したBCP強化のニーズの高まりを背景として開始されるもので、マイクロソフトが世界各地の災害対応・支援などで蓄積したノウハウをベースとしたものとなる。

具体的に提供される主なサービス内容は、「ESP(Enterprise Strategy Program) for BCP」(同社のITアーキテクトがBCP強化に必要なIT戦略計画の作成とプロジェクト化を支援を行う)、「ITAP for Flexible Work」(リモートワークやシステム可用性の向上、電源管理などBCP強化のための具体的なソリューション、ITアーキテクチャを定義。導入計画を立案して対応策を具体化する)、「BCPクイック診断」(今夏に必要とされる節電対策や実行計画の策定を行う)となっている。

日本マイクロソフトの「事業継続性強化支援コンサルティング