シスコシステムズ、EMCジャパン、ヴイエムウェアは5月16日、鳥取県をはじめ同県下の市町村や企業向けに提供されるクラウドサービスのシステム基盤に、3社で結成した「Virtual Computing Environment」の仮想化・クラウド基盤パッケージ「Vblock」が導入されたことを発表した。

VblockKはシスコのサーバ「Cisco UCS」、ネットワーク製品「Cisco Nexus」、「Cisco MDS」、EMCのユニファイド・ストレージ「EMC Celerra」、ヴイエムウェアのソフトウェア「VMware vSphere」で構成されており、2011年3月現在、10台の物理サーバ上で86台の仮想マシンが稼働している。

2015年までには鳥取県の200以上のシステムがクラウド化され、県外へもサービスを積極的に展開し、ビジネスが拡大される計画で、鳥取県は、今回のクラウド化によってエネルギー消費を90%削減できると試算している。