日本オラクルは5月16日、企業の事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の実現を支援するため、同社のミドルウェア製品を活用した在宅勤務ソリューションの提案を開始すると発表した。

同ソリューションは、コンテンツ管理製品群「Oracle Enterprise Content Management Suite 11g」のうち、文書ファイルやデジタル・コンテンツを一元管理する「Oracle Universal Content Management(Oracle UCM) 11g」を導入することで、自宅のPCからインターネットを介したファイルへのアクセス・閲覧・編集を実現する。

ファイルの保護と管理を実現するセキュリティ製品「Oracle Information Rights Managemen」によって、オフィス文書やメール、データベースから抽出したデータ、画像などを保護・追跡することで、個人情報や機密情報の漏洩のリスクが軽減されている。

ディレクトリ製品「Oracle Virtual Directory」を導入することで、社外からアクセス可能なユーザーを、既存のユーザー・属性情報に基づいてアクセス権限を付与することができるほか、アクセス制御製品「Oracle Adaptive Access Manager」により、ユーザーをパスワード盗難の脅威から守る高度な認証、リスクのリアルタイム分析による不正アクセスの予防と検知・遮断を行う。