日本マクドナルドは5月16日、今夏予想される東京電力、東北電力管内の電力供給不足に対応するため、原材料の加工段階から店舗営業時における節電、顧客への啓発活動を行うと発表した。

同計画は7月1日から9月30日まで、東京電力供給エリア店舗(約1,300店舗)、東北電力供給エリア店舗(約200店舗)、本社で実施される。

店舗においては、「店舗の照明のLED、店内外照明の一部消灯」、「厨房機器のオンオフ調整による削減(合計15%以上削減)」、「店内の空調設定温度の変更」などが行われる。

サプライチェーンにおいては、「主要取引先に対する食材製造ラインの電力削減の依頼(15%以上削減)」、「本社オフィス、一斉夏休み取得の推奨によるオフィスの節電(合計25%削減)」、「本社オフィスの在宅勤務推進と照明一部消灯(蛍光灯700本削減)」、「本社オフィスの残業ゼロによる空調・照明の削減」が実施される。

そのほか、キャンペーンとして、6月24日~8月中旬(予定)にすべてのサイズのドリンク(炭酸商品)を現行のSサイズの価格で販売するほか、店内ポスター、トレイマットにて節電を啓発する。