Google App Engine

Googleは5月10日(米国時間)、Google App Engineの最新版となる「Google App Engine 1.5.0」を発表した。主な特徴は次のとおり。

  • 「Backends」サポートの追加。これまでアプリケーションリクエストへのレスポンスには短時間だけ利用できるダイナミックインスタンスが使われてきたが、これからはBackendsを使ったロングランが可能となる。リクエストに期限はなく、開始や停止を操作可能。メモリも128MBから1GBまで利用可能。
  • 「Pull Queue」の導入。Task Queueがタスクをプッシュするのに対して、Pull Queueでは開発者がキューからタスクをプルする操作が可能となる。
  • High Replication Datastoreをデフォルトで採用。
  • 実験的な採用となるが、新しい言語ランタイムとしてGoプログラミング言語に対応。

注目されるのは、実験的ながらも新しい言語ランタイムとしてGoプログラミング言語がサポートされた点。Goには、ソースコードが最終的にネイティブコードに変換されて実行されるといった特徴がある。