ミクシィは5月13日、ソーシャルアプリケーション プロバイダー向けに「mixi Android SDK」の提供を開始したと発表した。

mixi Android SDKは、mixiアプリをAndroidのローカルアプリとして開発するために必要なAPIなどを収録した開発キット。ミクシィでは、「カメラ機能や位置情報、タッチパネルなど、より一層スマートフォン端末の搭載機能と連携したmixiアプリを開発いただくことが可能」と紹介している。マイミクシィに対するアプリへの参加招待をアプリ上から直接送ることもできる。

mixi Android SDKを使って開発したアプリの例

主な特徴としては、「OAuth 2.0の認証/認可手順の実装が不要」、「Tokenの取得/更新を自動化」、「APIコールを統一的な手順で実行可能」、「シングルサインオンが可能でユーザ認可時のパスワード入力不要」、「アプリケーション内にsecretを埋め込む必要がないためセキュリティ向上」といった点が挙げられている。

利用可能なAPIは以下のとおり。

  • People API
  • Groups API
  • Photo API
  • Request API
  • Communication Feed

なお、現在、Photo APIは取得のみの対応。Photo APIの投稿およびCommunication Feedについては、今後提供していく予定という。

mixi Android SDKは、mixi Developer Centerにて無償でダウンロードできる。