三菱電機は5月12日、エアコンのインバータ駆動用パワー半導体モジュールとして、MOSFETを使用することで低出力時の損失を低減し、エアコンの期間消費電力量を低減することができる「MOSFET搭載DIPIPM」を5月20日より発売することを発表した。
同製品は、MOSFETの使用により低電流域(2A、25℃)のオン電圧を同社製IGBT比で約60%低減することに成功。これにより、低出力での動作時間が長いエアコンの期間消費電力量低減が可能となる。
従来の小型DIPIPMと同じ31.0mm×52.5mm×5.6mmのパッケージを採用しており、15A/600Vに対応。サンプル価格は5000円(税別)で、量産は2011年8月からを予定している。