最近、多くの半導体ベンダよりARMコアを搭載したマイコンが提供されるようになってきた。半導体ベンダのNXP Semiconductorsも、ARMマイコンとしてCortex-M3ベースの「LPC1768」やARM7TDMIベースの「LPC2368」などを提供している。また、それらを活用するための評価キットの提供も行っているが、今回、マイコミジャーナルではLPC1768向け評価キット「mbed NXP LPC1768評価キット」を読者5名にプレゼントする。

「mbed NXP LPC1768評価キット」の外箱

mbed NXP LPC1768の具体的な活用方法などは大原氏が実際にネットワークカメラを作った記事があるので、そちらを参考していただければと思う。

mbed NXP LPC1768評価ボード

マイコンとしてのLPC1678は、Cortex-M3により動作周波数は最大100MHz、64KBのSRAMと512KBのフラッシュメモリを搭載するほか、イーサネットやUSB OTG、SPI、I2C、UART、CAN、GPIOなどの多彩なインタフェースや、A/Dコンバータ、D/Aコンバータなども搭載している。

LPC1768のピンアウト・ダイアグラム

また、ボード単体でも付属のUSBケーブルによるバスパワー動作が可能なほか、Webベースの無償の開発環境が用意されているため、USBでPCと接続し、インターネットにつなげることで、すぐにアプリケーションを開発して実行させることが可能だ。

なお、何を作ろうかと悩む場合には、「mbed Cookbook」と呼ばれるmbedを活用したアプリケーションの作り方などを紹介するレシピを掲載したWebサイトも用意されている(ただし英文)ほか、先述の大原氏の記事ではないが、日本人の方が実際に何かを作って、それを日本語で紹介するといったケースも増えてきているので、そうした人たちの製作物を参考にするのも良いだろう。

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NXPの「mbed NXP LPC1768評価キット」を5名にプレゼント

2011年6月8日(水)までにご応募いただいた読者の中から抽選で5名様に、「mbed NXP LPC1768評価キット」をプレゼントいたします。

ご提供 : NXPセミコンダクターズ

マイコミジャーナル1クリックプレゼントは、各企業様のご協力をいただいて、読者の皆様に先着&抽選で素敵な賞品がもらえるプレゼント企画です。マイコミジャーナル会員であれば誰でも申し込み可能です。奮ってご応募ください。

応募方法 : マイコミジャーナル会員でない方は、「プレゼントに応募する」ボタンをクリックして案内に従って会員登録を済ませてからご応募ください。※会員登録されていても追加情報の登録が必要な場合があります。

賞品名:「mbed NXP LPC1768評価キット」(抽選・5名様)
応募締切:2011年6月8日(水)
発表方法:2011年6月15日(水)、当選者発表ページにて発表させていただきます。