日本マイクロソフトは5月9日、福岡ソフトバンクホークスマーケティングがスポンサー企業に対する営業活動の蓄積と情報の社内共有によるソリューション提案への転換を目的に、「Microsoft Dynamics CRM」を営業部門50名の営業支援システムとして導入したことを発表した。

福岡ソフトバンクホークスマーケティングは、福岡ソフトバンクホークスのスポーツ施設などの経営・管理、各種メディアを利用した映像・音声・データのコンテンツ配信サービスなど、営業やマーケティングを展開している。

同製品を導入したことにより、同社では、営業担当者が連携してスポンサー企業へ効果的な提案を行うこと、顧客企業に合わせた個別の柔軟な販売をしながら商品軸と顧客軸による活動履歴と売上を把握することが可能になった。

さらに、スマートフォンと連携することで、時間や場所を選ばずに、必要な時にいつでも情報の入力や確認ができるようになった。

同社は今後同製品の利用をグッズ販売や通販などを手掛けるコンシューマービジネス本部や野球興行やイベントを行うドーム運営本部など他の事業部門にも広げるほか、全社顧客管理の基幹システムとして全社展開を図っていく。