Net Applicationsから2011年4月のOSシェアが発表された。結果は次のとおり。
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 88.91% | ↓ | ごく少ない割合だが長期に渡り下落傾向 |
2 | Mac | 5.40% | ↑ | |
3 | iOS | 2.24% | ↑ | 強く成長 |
4 | Java ME | 1.01% | ↑ | |
5 | Linux | 0.94% | ↓ | |
6 | Android | 0.66% | ↑ |
順位 | バージョン別OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows XP | 53.18% | ↓ | 下落傾向 |
2 | Windows 7 | 25.11% | ↑ | 力強い成長を継続 |
3 | Windows Vista | 10.22% | ↓ | 下落傾向 |
4 | Mac OS X 10.6 | 3.65% | ↑ | |
5 | Mac OS X 10.5 | 1.30% | ↓ | |
6 | iPhone | 1.23% | ↑ |
4月におけるOSシェアは最近の傾向通りに推移した。具体的には、Windowsがごくわずかながらもシェアを減らし、それ以外のOSがシェアを伸ばす結果。特に4月はMac OS XおよびiOS (iPhoneやiPad、iPodなどのデバイスに搭載されているOS)が強い成長を見せた。全体から見ればシェアは少数ながらも、モバイルデバイスが力強い成長を継続させていることがわかる。
WindowsではWindows 7のシェアが全体の25%を突破したことが注目される。Windows XPは継続してシェアを減らしてはいるものの、依然として53%を超えるシェアを確保しており、強い影響力を持っていることがわかる。
Appleは同社のPC向けOSとしてMac OS Xを、iPhoneやiPadおよびiPod向けのOSとしてiOSを提供している。4月はそのどちらもシェアを伸ばしており、Mac OS Xが5.40%、iOS (iPhone)が1.23%、iOS (iPad)が0.82%、iOS (iPod)が0.19%のシェアを確保している。