フィードパスは4月28日、ヤフーの連結子会社となったことを発表した。すでにフィードパスの株式の85%超を既存株主からヤフーが取得。5月中旬までに全株式を買い取る計画という。

フィードパスは、中小企業向けのクラウド事業を中心に、グループウェアやWebメールなど、ビジネスアプリケーションのサービス企画から開発、運用までを行う企業。Googleカレンダーをグループ利用向けに拡張した「feedpath Gadget」のほか、企業間コラボレーションサービス「feedpath Rooms」、共有Webカレンダー「feedpath Calendar」などを提供している。

フィードバスでは、今後について、「これまで培ったクラウドビジネスの経験やノウハウをバリューとして、Yahoo! JAPANのサービス開発に活かしていく」と説明。「ビジネスアプリケーションだけでなく、Yahoo! JAPANが提供するネットサービスに対し、ユーザーの利便性を更に向上させるよう協力して参ります」とコメントしている。

なお、フィードバスの経営は、引き続き、代表取締役社長CEOの津幡靖久氏と取締役兼CTOの後藤康成が執行する予定。オフィスは、東京都港区のミッドタウン・タワーにあるYahoo! JAPANのオフィス内に移設する。

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