東芝は、電子写真データなどの証拠保存用に、データの改ざん防止機能を持つ「Write Onceメモリカード」を製品化し、官公庁や企業向けに販売を開始した。
新製品は、一般に市販されているSDメモリカード対応のデジタルカメラを用い、一度保存した電子写真データの編集や消去、撮影日の変更、カードのフォーマットなどによる改ざんを防止する機能を搭載している。ただ、SDメモリカード対応のPC、プリンタなどで他のSDメモリカードと同様にデータの読み込みはできる。容量は1GBの1モデルのみ。
動作確認済みのデジタルカメラは、ニコンD90、ペンタックス20D/K20D-W/K200D-W/Optio W80P、富士フイルムFinePix F200EXR、キヤノンEOS Kiss X3(4月27日現在)。