IPA(情報処理推進機構)は、中小ITベンダーにおける優れた人材育成の取り組みとその成果を評価する「中小ITベンダー人材育成優秀賞2011」の応募受付を26日から開始した。締め切りは7月4日の17時。最大3社の優秀賞を選定し、その中で特に優れた取り組みがあった場合にはその1社を優秀大賞として表彰する。
IPAでは、企業の高度なIT人材の育成および組織力強化を目的に作成した「スキル標準」の普及に取り組んでおり、「中小ITベンダー人材育成優秀賞」は、「ITスキル標準」を活用したIT人材育成の優れた取組みを実践している受賞企業の好事例を通じ、優秀な人材育成の取り組みの有用性を広く共有することを目指している。
応募資格は、ソフトウェア業または情報処理サービス業営む、資本金の額あるいは出資の総額3億円以下、または従業員300人以下の企業。応募要領は、IPAのWebで確認できる。審査結果は10月上旬に発表される。