情報通信研究機構(NICT) 日本標準時プロジェクトは、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開した「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz標準電波)」が停波していることを発表した。
これは、4月25日12時6分に発生した落雷によるためのもので、今後の復旧などの対応については、現在、検討を進めている段階にあるとしている。
同送信所は福島県田村市都路町および同双葉郡川内村境界の大鷹鳥谷山(おおたかどややま)山頂付近に設置されており、空中線電力50kW(アンテナ効率約25%)で1999年6月より運用が開始された。
なお、NICTでは、暫定的に送信を再開した際に今回のような落雷や停電などによる停波を余儀なくされる可能性があるとの見方を示していた。