内田洋行は4月22日、照明や空調などの電力使用状況を可視化するネットワーク対応のエネルギー監視・制御システム「EnerSense(エネルセンス)」を発表。4月25日よりオフィスや商業店舗、大学、自治体、工場などをターゲットとして販売を開始する。
この製品は、ネットワーク・コーポレーション(横浜市)との協業によって実現されたもので、ネットワーク・コーポレーションのエネルギー監視・制御システムをベースとして、内田洋行が開発した利用者向けのインタフェース、各種センサー、バッテリーレススイッチなどの連携によってシステムが構成されている。
「EnerSense」は省スペース型のマルチメーターを採用したことによって既存の電気系統に追加導入することが容易であるほか、組織別の消費電力管理、ネットワーク経由でPCやスマートフォンなどで数値管理できることなどが特徴とされる。
販売価格は30万円(最小構成: 3ヵ所まで計測可能な「EnerSenseスターターパック」のシステム価格。別途設置・施工・設定費用が必要)。