EMCジャパンとEMCコーポレーションの1部門であるアイシロン・システムズは4月20日、スケールアウト型NAS「EMC Isilon」のハードウェア/ソフトウェアの最新版である「Isilon S200」、「Isilon X200」、「OneFS 6.5」、「SyncIQ 3.0」の販売を開始した。
ハードウェアである「Isilon S200」「Isilon X200」は、SAS/SATA、SSDが利用でき、グローバル コヒーレント キャッシュと次世代クアッドコア プロセッサを組み合わせることで、ビッグデータへのアクセスをのコストパフォーマンスと高速化を実現する。
Isilon S200はSTECのSSDドライブ、日立製作所のSASドライブ、10ギガビットEthernetのインタフェースが利用可能で、インテルのクアッドコアプロセッサと最大13.8TBのグローバル コヒーレント キャッシュを組み合わせることができる。
最新OSである「OneFS 6.5」はミッションクリティカルであるデータセンターの処理パフォーマンスを強化する。OneFS 6.5と非同期レプリケーションソフト「SyncIQ 3.0」を組み合わせることで、事業継続性に重要なRPO(目標復旧地点)を向上し、ビッグデータにおける強力なデータ保護機能を提供する。
標準提供価格は、OneFS 6.5が標準搭載されたX200の最小構成時(6TB HDD、6GB RAM、 1GEポート4個)で446万円から(税抜)。