ATENジャパンは4月19日、エンタープライズ向けブランド「ALTUSENシリーズ」の新製品として、ネットワーク経由でサーバへのアクセス/操作が可能なデジタルKVMスイッチ「KH1516Ai」を発表した。 出荷開始日は4月28日、標準売価は14万円(税別)。
同製品は単体で最大16台、デイジーチェーン接続による31台の増設で最大512台のサーバを接続でき、各サーバに対しローカル/リモートで1バスを共有して遠隔地から操作することが可能。
サーバとの接続にはインタフェースやOSに応じて選択可能なデバイス「コンピューターモジュール」とカテゴリー5/6eケーブルを用いるため、複数のOSやインタフェースのサーバが混在する環境でもコンソールの集約を実現する。
付属のUSBケーブルを用いてフロントパネルのUSBポートにノートPCを接続すると、ノートPCから専用ソフトウェア経由で製品のGUIメニューにアクセスすることができる。同製品に接続している複数のサーバのコンソールを同時に表示できる「パネルアレイモード」を使えば、管理サーバの状態が一目で把握できるため、イベントが発生した際も迅速に対応可能だ。