東京エレクトロン デバイス(TED)は4月19日、EMCジャパンと包括的な国内販売代理店契約を締結し、同社製品である「Greenplum Database」のアプライアンス製品「EMC Data Computing Appliance」の本格的な取り扱いを2011年5月2日より開始することを発表した。
TEDは、2008年10月にGreenplumとの日本向け総代理店契約を締結し、Greenplumのソフトウェアソリューション「Greenplum Database」の販売、サポートおよびテクニカルサービスを提供してきた。Greenplumは2010年にEMCが買収し、その結果、Greenplum DatabaseはEMCジャパンの製品となったものの、TEDとEMCジャパンは継続して協調し、同ソリューションの提供を行ってきた。
今回、新たに取り扱いを開始した「Greenplum Database」のアプライアンス製品「Data Computing Appliance」は、TBからPB規模の要件に対応可能な柔軟なアプライアンス構成が特徴で、必要に応じてハードウェアとソフトウェアをあわせて提供することで、カスタマのニーズにあわせた幅広い提案が可能になるとTEDでは説明している。
また、TEDではGreenplum DatabaseおよびData Computing Applianceの検証環境を提供するほか、テクニカルトレーニングやサポートに加え、ハードウェアと組み合わせたパッケージでの製品提供も行っていくとしている。