東京電力は4月15日、千葉県内の発電施設に対し緊急用電源としてガスタービンやディーゼル発電設備を新たに設置すると発表した。

同社が緊急設置電源を新設するのは姉崎火力発電所と袖ヶ浦火力発電所、千葉火力発電所の3ヵ所。

姉崎火力発電所には1400kWの出力性能を持つディーゼル発電設備を4台(2011年4月運転開始予定)、袖ヶ浦火力発電所には1100kWの出力性能を持つガスエンジン発電設備を102台(2011年7月運転開始予定)、千葉火力発電所には33.4万kWの出力性能を持つ1500℃級ガスタービン発電設備が3台(2011年8月から順次運転開始予定)設置される予定。

姉崎火力発電所の緊急設置電源構内配置図

袖ヶ浦火力発電所の緊急設置電源構内配置図

千葉火力発電所の緊急設置電源構内配置図